寛政6年代官所が駿府紺屋町へ移され島田陣屋になってから、
代官のかわりに宿内の名家名門の子供が大名役をすることになり
文久3年大井神社社殿再建、万延元年景気直しと称して
非常なにぎわいをみせました。
明治4年、静岡藩支庁島田十万石支配所がおかれ、
翌年の大祭は十万石格式の大名行列で神輿
御を行い、
以来今に続き明治8年から、新暦で行われるようになりました


先頭の幟(のぼり)


お先触…「チョーンチョーン」拍子木が響く 「下に〜下に」

第一騎目


お長柄…柄の長い槍


具足…武士の道具


持筒…武士の武器を入れた筒


先騎


片箱…侍の衣類を入れる挟箱


赤鉄砲…小鉄砲を持つ女の子25人


赤鉄砲


黒鉄砲…大鉄砲を持つ男の子25人


第二騎目
御弓




具足…武士の道具


持筒…武士の武器を入れた筒


先騎


見事な丸帯


総勢25人の大 奴


挟箱…「セイッ サアーセ ウンヤートコセ ヤーコリャサノサー コリャマカショイッ」


立傘・合傘…二人一組で「ウンヤレクリワサ サーセ ヤーオトセ」
「クリワサ クリワサ クリヤマカショイ」


大鳥毛・・・長さは2.6m、重さは推定32Kg


「イヤナー イヤナー ヤーオトセー ヤレコワサー」の掛け声


大鳥毛は真紅の房と、白黒の鳥毛でできている頭の部分があり、頭は「矛」と呼ばれ、天空の悪鬼を倒し世の中に平和と豊かさもたらすもの、麻でできている真紅の房は、空を舞う古代の鳥をかたどったものといわれている


長さ2.8m、重さ12kgの赫熊・白熊(しゃくま・はぐま)
紅白二本…めでたさを表し、穢れ、災厄などを祓い清める役割
二人一組で「アーナー アーナー」という掛け声で受け渡す


御徒士 (おかち)…役割は殿様の護衛、殿様と同じような羽織を着て、刺客が現れた時、殿様はこの徒士の中に紛れ込み刺客は誰が殿様か判らなくなり、その間、殿様は避難、刺客は捕らえられる、というシナリオ


ここからは、殿様付きの行列

長持…殿様の道具や調度品を入れるため、二人で担ぐ


台弓・打物(だいきゅう・うちもの)
弓立てが付いている弓と長刀(なぎなた)


お鷹と餌差(おたか・えさし)
殿様の娯楽品の鷹と餌を持つ餌差


お草履「オゾウリ」…笠・草履・床几(かさ・ぞうり・しょうぎ)
殿様用笠・草履・腰掛を持ち、腕を左右に振り歩く


お唄方


持筒


お殿様


葛篭馬

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